古きよきジェノバの味。ペストジェノベーゼの作り方 レシピ
夏を代表するハーブといえばバジル。
甘く爽やかな香りが特徴的なバジルはハーブの王様と呼ばれています。
古代インドでは神聖な植物の象徴であったそうです。
イタリアではバジリコと呼ばれ、多くの料理に欠かせない香草です。
バジリコと松の実やニンニク、パルミジャーノチーズ、オリーブオイルを加えて作る、
ペスト・ジェノベーゼ。
9世紀頃に誕生したといわれるイタリアリグーリア地方の伝統的なソースは、
ジェノバを代表する味として長く愛されてきました。
山と海に囲まれたイタリア最大の港町ジェノバは、
中世の面影を今も多く残した街並みが美しい都市です。
ローマやミラノのような大都市と比べると
穏やかでどこかのんびりした風情の漂う魅力的な街。
ジェノベーゼというと日本ではパスタソースとして有名ですが、
ゆでたジャガイモに和えたり、ソテーした鶏肉にのせたりと、
実は使い道の豊富なソースです。
様々な料理に彩りを添える、
爽やかな緑がまぶしいペストジェノベーゼ。
目にも鮮やかなこのソースを使って作るパスタには、
他の食材を加えずにシンプルにバジルの豊かな香りを
楽しむというのが、
私のおきにいりの食べ方です。
料理名:ペストジェノヴェーゼ
作者:ローズ家の台所
■材料(-人分)
バジルの葉 / 100g
オリーブオイル / 100cc
松の実 / 1/4カップ(約15g)
アンチョビ(あれば、なければ粗塩) / 4本
にんにく / 1かけ
塩、こしょう / 適宜
パルメザンチーズ / 1人分につき約大さじ1
スパゲッティ / 1人分につき50g
アスパラやインゲンなど / 1人分につき6~8本
■レシピを考えた人のコメント
フードプロセッサーがあれば、10才の娘でも簡単にペストソースが作れます。ローズ家はお野菜も一緒にゆでて和えちゃいます。
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