知っておきたい、正しい食品表示の見方
加工品を買ったとき、そのパッケージには食品表示が記載されています。その表示を見ると、その商品がどんな原材料を使って作られたのか、どうのように保存すればいいのかが分かります。
例えば、名称はどんな商品なのか、わかりやすい名前で記載されています。そして、内容量はどれくらい入っているのか、重さや個数が書いてあります。この他にも、保存方法や、期限表示、製造者の欄もあります。原材料名の欄には、使った量が多いものから順番に食品が書かれています。
この表示の中に、必ず表示しなくてはならないアレルギー物質「特定原材料7品目」というものが定められています。これは「卵・乳・小麦・えび・かに・落花生・そば」です。これらは、発症者数や症状の重症度が高いものです。この他にも、表示が推奨されている食材として特定原材料に準ずるもの21品目があります。
これは、容器包装された加工品について表示義務や表示が推奨されているだけで、店頭での対面販売品や外食料理についてはアレルギー表示の義務はありません。また、表示があったとしても、加工品などは原材料が変更になる場合もあるので、以前食べられたとしても、内容が変わっている可能性があります。似たようなものでも、メーカーによっては原材料が異なる場合もあります。
気になる添加物や、アレルギーを引き起こす可能性のある食品が記載されている食品表示、正しい味方を知り、購入後ごとに表示を確認するクセをつけたいものですね。