30-16 旬を食べたいアスパラガス
アスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫することができます。いろいろな栽培方法があるので、冬でもスーパーで購入することができます。しかし、最もおいしい時期は春から初夏にかけてで、4月から6月が旬になります。
国内では収穫、出荷量ともに北海道がトップで、続いて長野県、佐賀県とづづきます。もともと、地中海が減殺のユリ科の植物で、地上に伸びてくる新芽の茎を食用としています。
アスパラを選ぶときには、穂先がしまっているものを選びましょう。そして、根元まで張りのある、色鮮やかな黄緑色のものが柔らかくて美味しいです。
アスパラにはビタミンやカリウムを多く含んでいます。茹でても栄養成分が流出しないという特徴があります。また、アスパラギン酸というアミノ酸の一種で、疲労回復やスタミナ増強に効果のある栄養素も含んでいます。利尿作用もあり、腎臓や肝臓の機能回復にも効果があります。
よく見かけるグリーンアスパラガスは、芽がでるままにし、日光を当てて育てるので葉緑素がたくさん作られるので、緑色になります。
一方、ホワイトアスパラガスは芽が出る春先に、土を盛り、芽を太陽にあてないようにして育てる、軟白栽培をしたものです。
最近ではミニアスパラガスやパープルアスパラガスなど、変わった品種のものも見かけます。
簡単な調理でも美味しく食べることができ、栄養価の高い食材です。ぜひ、食卓に並べてみてくださいね。