30-17 我慢しない、減塩のすすめ
塩分を摂りすぎるとこは、高血圧をはじめとした生活習慣病のリスクを高めたり、腎機能の低下を引き起こします。高血圧の状態が続くと、動脈硬化がすすみ、脳卒中や心臓病になる可能性も。
高血圧は自覚症状もほとんどないことから、気が付かないうちに進行してしまいます。つい、減塩料理は、美味しくない、味気ない、と思いがちですが、減塩対策にはコツがあります。そのコツをつかんで毎日の食事に気を配り、減塩対策を行いましょう。
①新鮮な食材を使うことで、素材の味を生かしましょう。
②味噌汁やスープには具をたくさんいれて、汁の量を減らしましょう。
③食事にゴマ、カレー粉、レモン汁、酢といった風味を付けてみましょう。
④漬物、干物、かまぼこなどはなるべく控えましょう。
⑤麺類を食べるときには、汁を全部飲まないようにしましょう。
⑥昆布、かつおといった出汁を効かせて料理を仕上げましょう。
⑦煮る、揚げるなどして香ばしい焦げの風味をつけてみましょう。
味の感じかたには、慣れもありますので、薄味に少しずつ慣れていくことが大切です。減塩のコツはほんの些細なことですが、我慢せずに食事を美味しく食べながら減塩に取り組んでみませんか?